絶対に失敗したくない事故物件の買取!おさえておくべきポイントなどを詳しく解説します

当サイトでは絶対に失敗したくない事故物件の買取に関して、押さえておくべきポイントなどを詳しく解説しています。
これから売却を考えているのなら、ぜひ参考にしてみてください。
事故のあった物件を買い取っている業者の選び方もご紹介しています。
数ある中から、どの会社を選ぶべきか迷う場合に役立つでしょう。
また事故のあった物件を業者に売却する際の注意点にも触れています。
後悔することのないよう、事前に確認しておくのがお勧めです。

絶対に失敗したくない事故物件の買取!おさえておくべきポイントなどを詳しく解説します

事故物件の買取業者を利用する際のポイントを知っておきたい、と考えている人もいるのではないでしょうか。
事故物件を売却するときにはまず見積もり依頼し、査定額を伝えてもらう必要があります。
そして契約内容に納得出来れば売却するのがお勧めです。
事故物件の場合は仲介の場合、なかなか売れないことも少なくありません。
そのためもし早く売りたいと考える場合には、仲介ではなく直接買取している業者をえらぶのがおすすめです。

買取前に事故物件の需要と相場をおさえておこう

事故物件を実際に売却する前に需要と相場について把握しておくのは大切なことになりますが、基本的に通常の物件よりは不利な状態になると考えておいて問題ないです。
事故物件では誰かが何かしらの理由で亡くなっていることになりますから、その時点で買いたいと考える人は少なくなると想定できます。
同じような条件で販売されている物件で、片方は誰かが住宅の中で亡くなっていたとなると、基本的にはそのような問題が起きていない物件の方に買主は殺到するはずです。
この点は人間の心理的な問題になるので、どうしても避けることはできませんから、同じような立地条件の物件でも事故物件になると、2割ぐらいから半額程度まで相場の価値は落ちると考えられます。
ただ安くなることで一定の需要は存在しますから、買取を依頼することは難しくないです。
ある程度の価値が落ちた状態で売却をすることになるので、その点は事前に理解しておいたほうがスムーズに話し合いが進むと考えられます。

事故物件の買取の大まかな流れとは?

事件や事故で住居者が亡くなった事故物件でも、買い取ってもらうことは可能です。
事故物件の買取の大まかな流れは、まず買い取り業者に査定を依頼して買い取ってもらう業者を選びます。
ポイントは1つの業者に査定を任すのではなく、複数の業者に依頼することです。
業者のなかには、訳アリ物件を専門に扱っている業者もあります。
問い合わせの方法は電話やメール、Webサイトなどから簡単にできます。
買い取り業者を選ぶポイントは、査定額のほかに豊富な買取実績や弁護士と提携しているかを確認することです。
買い取り業者が決定したら、業者から詳しい売却価格を提示してもらいます。
売却価格は物件そのものの価値で決まるわけではなく、立地や事故物件となった原因なども含めた価格になります。
事故物件は、通常の物件から2割から5割下げられることが多いです。
売却価格に納得したら、売買契約です。
売買契約には権利証や実印、印鑑証明書などが必要になります。
そして、売却価格が入金されて物件を引き渡し、買取が完了します。

事故物件を高く買い取ってもらうためにしておくこと

事故物件を高く売却することは、一般的には難しいと言われています。
「それでも少しでも高く売りたい」という場合は、どのような対策をするべきでしょうか。
まず、どのようなケースであっても原状復帰レベルの清掃を行うことが必要です。
場合によっては、特殊清掃業者の力も借りることになります。
高額査定を狙うためには、まずこの作業が必須です。
さらに事故物件を高額に売るためには、本来の不動産の価値を正しく知ることが大切となります。
事故がなく通常の場合であれば、どのくらいの価格の物件であったかを調べるには、不動産鑑定士の力を借りることが最も信頼性の高い方法です。
鑑定料はかかりますが、本来の価値を正確に算出することが出来ます。
この価格を把握すれば、不動産会社と交渉する際に力強い材料となります。
事故物件がいくら低い値段の物件であると言われても、それは適正価格から2割最大で5割マイナスになるというものです。
相場とその根拠を把握しておけば、上手に交渉することが出来ます。

事故物件の買取は早急に決めず期間を置くことも大切

自分が所有している不動産で事件などが起きると、事故物件になってしまうことがあります。
事故物件になってしまうと早く手放したいと考えてしまうようなケースも珍しくありませんが、早急に判断して行動に移してしまうと安く売却することになってしまう可能性が高いです。
基本的に最初は冷静になるのが大切であり、少し時間が経過をしてから行動に移すと価値が上がるようなこともあります。
事件などが起きてすぐはニュースなどで放送されているようなこともありますから、多くの人から注目されているということも考えられます。
そのような状況で買取を依頼すると査定額が下がるような傾向がありますから、世間からの関心が薄くなる頃合いに買取を依頼することで高値で売却できるような可能性も高いです。
専門的なサポートをしてくれるところに相談をすることで、そのような点についても冷静に判断することができますから、自分だけで悩むのは危険だと考えられます。

事故物件は年数が経過した後説明する義務があるのか

世の中には、面白い物件やちょっと変わった物件等が存在しますが実際によくあるのは事故物件と呼ばれる家にあります。
これは、過去に誰かが命をあやめたと言う場所かもしれません。
このような場所を積極的に探して住みたいと考える人はほとんどいないため、事故物件と言うのは通常相場が崩れるのが常となっています。
例えば今まで家賃100,000円のところで事故物件になってしまった場合、100,000円の間を貸し出しても誰も借りる人はいないでしょう。
曰く付きのところに通常の金額で入る人がいないわけです。
この時には、オーナーとしてはやむを得ず家賃を下げざるを得ず、例えば50,000円位にするか誰か入居してくれるかもしれません。
それでも無理な場合は1年ぐらい経過してさらに家賃を10,000円、あるいは20,000円といった形を下げる方法もあります。
さすがにどこかの段階で入居者が現れますので問題ありませんが、仮に数年経過してしまった場合であっても、年数の経過により説明する義務がなくなるわけではありません。
特に最初に入居した人には必ず説明しなければいけないわけです。

事故物件をどんな手段で再起させることが出来るのか

賃貸オーナーに憧れる人は非常に多いと言われます。
家賃収入とはオーナーが寝ていてもお金が発生する不労所得と言われ、サラリーマンにとってまさに憧れそのものなのです。
しかし賃貸経営はたやすいことではありません。
それは入居者を厳しい審査や詳細な審査で選別することが出来ないからです。
お金はあっても男女間のトラブルやストーカー被害を受けている人、メンタルに問題が有り自殺願望がある人、ネグレクトなど殺人してしまいそうなシングルマザーなどもいて、いつなんどき物件が事故物件になってしまうかもわからないのです。
実際に事故物件になってしまうと風評被害も甚だしく、なかなか次の入居者は見つかりません。
そうしたことが何十年と続くこともあるのです。
そこでどんな手段で自分の物件の再起させ収益を得られるかと模索し、リフォームやリノベーションを行い新たに入居者を募るオーナーも居ます。
ところがSNSで住所が特定されており、それが拡散してしまって居るので一向に入居者は現れないことがほとんどです。

事故物件に成ったら親族探しも大変になります

賃貸経営をしていくうえで、最も問題になることが有ります。
それは自分の所有する物件が事故物件に成ってしまうことなのです。
殺人が起こってしまい殺人物件と成ってしまったり、孤独死が見られ足り自殺物件に成ってしまうことも珍しくありません。
こうした事故物件になった場合には、オーナーは近隣に謝罪するほか、亡くなった方の親族探しなどを行うために自腹で弁護士を雇わなければならなくなるのです。
入居者の中には、連帯保証人や親族もすでに亡くなっていて、天涯孤独になっているケースも多いです。
この場合、特殊清掃や遺体の搬送、警察への対応に葬儀費用なども肩代わりしなければならないことも珍しくありません。
そして風評被害も甚だしく、この先何十年とそうした被害に苦しむことになるのです。
風評被害は、SNSで拡散し住所も特定されることも多く、この先l賃貸経営が難しくなり、売価Ý区や更地にする必要もあって、莫大な損害額と成ります。

事故物件をリノベーションする場合の問題点はあるか

一般的に事故物件と呼ばれるところは、価値が低くなってしまいます。
価値が低くなる理由は、だれもそのようなところに住みたいと考えないからです。
世の中には物の売買をするときは需要と供給の関係が重要になるでしょう。
需要が高くて供給量が少なければ、当然高い住宅になるわけです。
一方で、需要が全然ないけども供給がある場合、おそらくその金額は非常に安いものになります。
では事故物件と言うのはどちらかと言えば、供給はあるけども需要がほとんどない場合になります。
つまり、そのままの状態で販売してもほとんど金額がつきません。
この場合には思い切ってリノベーションをするのが良いですが、この時問題があるとすればしっかりと報告をすることです。
新しい入居者に報告をする義務がありますので、その点を怠ると何かとトラブルになるため要注意といえます。
特に不動産所有者は、この義務を怠らないように注意しましょう。
結果的に、トラブルを未然に防ぐことができるかもしれません。

事故物件は最低でも相場の一割ほどは価格が下る

事故物件とは過去に何らかの経緯で住人が死亡したり、事件が発生したなどの不動産物件を意味します。
事故物件である事実は購入希望者や入居希望者にとっては、契約締結判断にあたり重大な影響を与えるため、法律上は重要事項の一部として告知義務の対象になっています。
事故には色々な事象が想像されますが、おしなべて売買価格や賃貸料金が相場よりも安くなるのは共通しており、あとはどの程度の変動幅になってくるかが問題になってきます。
自然死や病死などで、死後速やかに発見されたというような事例では、概ね相場より一割ほど下ると見られます。
発見までに時間経過があり特殊清掃が必要な場合は、2割ほど。
自殺が発生したような物件では概ね3割ほど下るようです。
殺人などのようにさらに心理的にマイナスの印象を与える場合には、5割以上もさがることもあるそう。
事故物件を取り壊して更地にするなどの対象法もありますが、やはり相場より安くなるのは避けられないようです。

あえて事故物件に住むことで得られる様々なメリット

一般的に、事故物件は通常の物件よりも価格が安いことがあります。
これは、過去にその物件で起きた不幸な出来事によるもので、そのような出来事は一般に修復され再建されることが多いためです。
事故物件に住むことの利点の一つは、住宅ローンの支払いが軽減されることです。
価格が安いため、住宅ローンの支払いが通常よりも低く抑えられ、経済的な負担が減少します。
また、事故物件を購入し改修することで、独自のデザインやアップグレードを施す機会が得られます。
さらに、地域の再開発や成長に伴い、その物件の価値が上昇する可能性があります。
これにより、将来的に売却する際に利益を上げる機会が生まれることがあります。
ただし、実際に住む際には注意が必要です。
適切な調査と修復が行われていることを確認し、安全性を確保することが重要です。
過去の出来事に関連する情報を収集し、リスクを最小限に抑えるための対策を講じることが重要です。
事故物件に住むことは賢明な選択となる場合もありますが、リスクを理解し適切な対策を講じることが不可欠です。
適切な計画と注意を払えば、多くのメリットを得ることができます。

最近人気上昇中の事故物件にはデメリットもある

殺人や自殺などが起きてしまった事故物件は、一般的な相場よりも安いということで意外と人気がありますが、デメリットがあることはやはり考慮に入れておいた方がいいでしょう。
まずなんといっても、気分的に抵抗があるのは否めません。
祟りや霊なんて信じないという人もいますが、もしも何か起きた場合にはちょっと気持ち悪いのではないでしょうか。
例えば、事故物件に住み始めてから、なにか大きな病気になったりしたらちょっと気持ち悪く感じてしまうものです。
霊なんて信じないという気の強い人でも、病気になったりすると気持ちが落ち込んでネガティブになったりするものです。
事故物件はそれに拍車をかけるかもしれません。また、周囲の人からの目も気になってしまうかもしれません。
殺人事件のあった家に住んでいるということで、周辺住民からへんな噂をされることが起きないとも限らないわけです。
さすがに大人は面と向かって口に出したりはしないでしょうが、子供なんかは学校でからかわれてしまうかもしれません。

事故物件をめぐってトラブルになってしまう事例とは

事故物件とは過去に事件や自殺などの異常死が発生した経緯をもつ不動産物件のことです。
事故物件の痕跡そのものは特殊清掃や整備機器の交換などで弥縫することができますが、過去にあった事件や自殺にまつわる事実は、近隣住民の記憶に残り続けることになります。
イレギュラーなエピソードをもっていることで、数々のトラブルを招来するリスクが高いのは確かです。
事故物件は住人も退去するなどして、空き家状態のまま長期間放置されることが珍しくありません。
管理人不在の状況は、敷地内に不法侵入される素地を形成してしまいます。
とくに衝撃的な事件などのエピソードが知られていると、いつしか「幽霊屋敷」のうわさがつくことで、廃墟マニアが不法侵入する機会がふえることになります。
適正に管理されていても、事故物件の事実がつくことで、相場に近い価格で処分する桃困難です。
事件の内容によっては半額以上値引きしても買い手や入居希望者がみつからないこともあるようです。

事故物件に関連する法律を押さえておきたい

事故物件は過去に自殺や殺人などの事件が発生してエピソードをもっている不動産物件のことです。
事件の痕跡は特殊清掃やリフォームを駆使することで現状回復することは可能ですが、住人はもちろん近隣住人にも事故の記憶は残ることになるので通常物件とは異なる悪影響が懸念されます。
そのような事故物件の特性を踏まえて、法律では特別な取り扱いを定めています。
宅建業法では、瑕疵物件については事前に購入希望者に告知する義務をさだめてきました。
瑕疵とは何らかのキズのことであり、住宅として通常有するべき機能や仕様を備えていないことを指します。
事故物件は心理的瑕疵に分類されるものです。仮に心理的瑕疵を隠匿した場合の責任を規定しているのが、民法の契約不適合責任になります。
これは心理的瑕疵を含めて通常期待する性能の水準に到達していないものを売却したときの、売り主の保証責任をきめているというものです。
具体的には契約解除、損害賠償請求などを決めています。

事故物件の定義と上手に物件を選ぶポイント

事故物件は一般的に、過去の入居者が死亡した物件を指します。
かつては不動産業界におけるローカルルールの一種であり、業者によって定義が異なっていたのも事実です。
2021年に国土交通省が事故物件の告知義務に関するガイドラインを定めましたが、これは新居を探す人と不動産業者との間でトラブルが頻発したためと言えるでしょう。
過去の入居者が殺人や自殺など不自然な理由で死亡した場合に限らず、自然死でも建物を大幅にリフォームした場合は事故物件と見なされます。
賃貸はおおむね三年が告知義務の期間とされているので、新居探しをする際は確認するのが賢明です。
一般的に家賃が極端に安価な所は事故物件の可能性が高いイメージですが、絶対的な定義ではありません。
リフォーム工事の費用を上乗せしたため、相場よりも割高なケースがあります。
過去にトラブルがあった所には住みたくないと考えている場合、世間のイメージだけで安易に判断せず、多角的な視野で慎重に選ぶことが大切です。

著者:佐伯由美子

筆者プロフィール

福岡県福岡市生まれ。
事故物件専門の不動産業者に勤務。
事故物件買取のポイントをまとめました。
事故物件 買取 福岡